先日も手続相談をお受けしておりました。
これから離婚する方の、離婚を原因とする不動産の名義変更手続の相談でしたが、やはり一番大変なのは離婚の際に「不動産の名義を誰にするか」なんだろうな、と感じました。

離婚を原因とする不動産名義変更の際には、色々な話が出てきます。
「離婚の原因」や「氏を戻すか(復氏)」「借入はどうなるのか」等々です。
でもやはり「住む場所(=不動産)」の心配が一番強いようです。

不動産の名義変更は、(裁判等を経ずに)夫婦双方の協力で進めることが、もっとも早く手続ができ、離婚後もわだかまりがない方法となります。

人によっては離婚「後」に不動産の名義変更をしようと先延ばしにされる方たちもいますが、離婚後はそれぞれの道を歩むことになるので、やはり離婚の際に不動産の名義変更をすることがベストだと再確認した日でした。